今回は「英検の対策にオススメの単語帳・参考書」などを紹介する流れで、それらを使う時のコツなども伝えていきます。
どんな教材を使おうと、それを使いこなせなければ上手くいきませんから、何が必要で、どうすれば良いのか、スッキリ・アルティメット・チェック!!!
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筆者の英検レベル
↑まず、参考までに事実を書いておきたいんですが、僕は独学で英検1級に合格した(2018年1月-2月)・・・・・・というか、英検は1級しか受けてません。(1次は2発、2次は1発)(TOEICの点数を上げていくならまだしも、英検をわざわざ段階的に受けていく意味が分からなかったし、特に機会もなかったので)まあ理由は省略しますが、シンプルに「英語の情報を100%享受すること」がゴールだからです。
で、伝えたいのは、2次試験は置いといて「英検1級に受かるかどうかは、ボキャブラリーにかかっている」ことと「逆に、2級〜準1級より下の級なら一般的な”日常”で使うボキャブラリーで合格できる」ことです。そう言って、過言ではありません。少なくとも、英検1級以上の英語力を持っている人は、99%そう言うはずです。(もちろん知りませんが)
つまり「英検1級に受かりたいなら、英検1級に出るボキャブラリーの対策が出来る単語帳・参考書をやれば良い」のと同時に「2級〜準1級より下の級に受かりたいなら、シンプルに”普通の英語学習”をすれば済む」ということ。まあ、試験なので当たり前のことですね。
「英検に合格する」という目的にフォーカスした情報です
↑からの、当サイトでは色々な記事で「日本語を介した英語学習は邪道でしかない」などと書きなぐっているんですが、それは「純度100%のネイティブレベルへの最短&最善ルート」なのであって・・・・・・
今回は「もし”英検に合格する”という短期的な目的にフォーカスするのであれば、これで済むよな〜」と思うものを、まとめて紹介しています。
いわゆる「文法」は網羅すれば終わり
で、まずいわゆる「文法」は数に限りがある一般的な事実なので、ザザーッと網羅してしまえば、それで学習が終了します。どんな本に書いてあっても、基礎的な「文法」の内容は変わらないので、テキトーに好きな本を選べばOK。
↑たとえば、この「一億人の英文法」に書いてある「文法」を全て知っている人は、英検1級まで普通に合格できます。その他の能力は別として。
↑もう少し、楽しめな本なら「マンガでわかる」シリーズとか。苦手な人が多い時制・仮定法に加え、他にも「動詞・英会話フレーズ・前置詞・冠詞・形容詞・副詞」があるので、このシリーズを全部やるのもまた「だいたい済む」感があります。
(もちろん、事実以外の部分を使いこなせるかは読者の分析次第なので「文法」以外の解説には気をつけましょう!)
英検5級対策にオススメの単語帳・参考書
でる順パス単(英検5級)
↑これが「でる順パス単」という、正直「試験だし、これやれば万事解決ですよ」という必須シリーズです。単語だけで言えば「パス単知ってれば受かるし、知らなかったら受からない」というのが常識です。試験なので。
まあ、英検5級には本当に基礎中の基礎しか出ないので、そういうレベル以前の問題ですが。品詞と単語の並べ方を知っていれば、パス単やって終了〜〜〜といった感じですね!
英語は「英語の音」から学びましょう
↑英語に限らず、言語の基礎知識には「音」もありますね。なので、たとえば「あいうえおフォニックス」のような Youtubeチャンネルを使って「英語の音」を身につけることが大切です。こういう大前提をスッ飛ばして「試験に合格すれば良いや〜」なんて学習を続けてしまうと、いつか必ず苦労することになります。
(↑ちなみに書籍も出してらっしゃるので、合わせてチェックすると便利!)
もちろん、なんなら英検1級レベルでも、正しい「英語の音」を100%身につけることなく合格するのは可能なんですが・・・・・・・当然、正しい「英語の音」を100%身につけている人のほうが簡単に合格できるわけです。
なので「英検に合格するぞ〜〜〜!!」という目的にフォーカスするなら、絶対に「英語の音」を身につけるべき。そのほうが、簡単に目的を達成できるからです。
↑で、別に「はい真似して〜uh〜、uh〜」みたいなガッツリ練習する動画じゃなくても、ネイティブがネイティブ向けに投稿している Youtube動画をインプットしまくれば、とりあえず OK。
なぜなら「英語ができない〜!試験のスコアが上がらない〜!」なんて悩んでいる日本人の9割は、全くと言って良いほどインプットしていないので、そこで差をつけられるからです。差をつけると、合格できます。試験なので。
英検5級の過去問
↑英検は試験なので「実力」と同じくらい大切なのが「慣れ」です。というか試験では、それも含めて「実力」ですね。なので、過去問をやりましょう。
最初は「慣れるってどうすれば良いの〜〜!?」なんて戸惑うかもしれませんが、たとえば、上記の過去問集を3周やってみましょう。すると「は?3回目なんだから分かんないわけないじゃん。余裕〜」だの「はいはい。知ってる知ってる」だの、その試験を解けることが当たり前だと感じるようになってくるでしょう。
その感覚こそが「慣れ」です。もちろん「3日連続で同じ問題〜」とか変なやり方だと微妙ですが「1ヶ月空けてもう一周〜!」とか、適度に忘れた頃にもう一回やってみるとかすれば、誰でも心臓に毛が生えてくるでしょう。毛が生えると、合格できます。
↑ちなみに、直近3回分の過去問なら、無料で公開されてたりしますよ。解答の解説が欲しければ、上記の書籍を買いましょう!
好きなように「英語のエンタメ」を楽しもう
↑あと「英語のエンタメ」としては、こういうのもありますね。日本の人気エンタメを英訳したものだって、当然、英語学習になります。まあ、これはバイリンガル版として出ているのでアレですが・・・・・・
↑たとえば「日常」とか「ワンピース」とか、ネットで簡単に、いろんな漫画の海外版が買えちゃう時代です。まずは、好きなものを好きなように楽しむ。すると学習が続いて、合格できます!
英検4級対策にオススメの単語帳・参考書
出る順パス単(英検4級)
↑まず単語で困るようなら、必ず「パス単」をやっときましょう。まだまだ基礎中の基礎レベルなので「英検に出ようが出まいが、あらゆるネイティブが知っている」レベルのボキャブラリーなわけですが。
英検4級の過去問
↑他の問題にしても、5級と同様に「基礎的な文法事項と、選択肢の単語を知っていれば受かる」って感じなので、ひたすら慣れましょう!本当に、試験では慣れたら勝ちです。そして、あらゆる人間は必ず慣れることが出来ます。
↑解答の解説が必要なければ、公式から無料で3回分ダウンロード!
「英語の音」を学んでいますか?
↑で「英語の音」について、サボっていませんか?
英語に限らず、言語は「語彙・文法・音」という基礎知識の上に成り立っています。たとえば「この武器をこう使うと簡単に強くなる!」という情報を知らない人が、そのゲームで勝てないように、英語というゲームを攻略するためには「英語の音」を知ったほうが良いです。
もちろん英検というゲームに勝つだけなら、必須ではありません。が、オリンピックで最下位の人でも地方予選なら圧勝出来るように、英語というゲームで戦う人は、英検というゲームで圧勝できます。試験なので。
遅ければ遅いほど、あとで困ります。早ければ早いほど、同じ時期にスタートした学習者を突き放せます。突き放せると、合格できまs(以下略)
英検3級対策にオススメの単語帳・参考書
出る順パス単(英検3級)
↑まずは「パス単」です。まだまだまだまだ「あらゆるネイティブが普通に知ってる」くらいの基礎的なボキャブラリーですが、英検3級に受かりたいなら、英検3級の「パス単」が安パイ。試験なので。
英検3級の過去問
↑英検3級の過去問集はコチラ。ライティングが入ってきますが、25語〜35語なので「〇〇です。〇〇だからで、〇〇なんです。」とか書いてあげれば良さそうな感じですね!(知りませんけど)
まあ「日本の中学卒業程度」が目安ということで、たとえば筆記では「車を洗ってくれるかいの〜?」と買いてあるのを読んで「〇〇は〜に車を洗って欲しいと思っている」という選択肢を選べるか、とか、そのくらいの読解力が求められていますね。
(↑直近3回分のダウンロードはコチラ。)
「英語の音」から目を逸らすのはやめましょう
で、もし「英語の音」について学んでいないなら、そろそろリスニングで「ん?ここは一体なんなんだ?なんて言ってるんだ?」なんてポイントが、少しだけ出てくるかもしれませんね。
加えて「英語の音」を知らない人なら、当然リスニングのインプット量も少ないでしょうから「あ〜、なんか言ってんな〜・・・聴かなきゃな〜〜・・・・あ〜分かんね。」くらいの姿勢に終始していたりもするでしょう。
↑というわけで、早いうちに「英語の音」から目を逸らすのはやめましょう。なにも難しいことはありません。日本語に訳された用語の解説に囚われた挙句「わけわからんがな」なんて思うことはあるでしょうが、本来やるべきは「英語の音を聴いて、真似する」ことだけです。
そのために使える動画が、Youtubeで山のように見つかる時代です。活用しない手はありません。無料で誰にも邪魔されませんし、何より、こうしたネイティブの Youtube動画こそが「実践的な英語」なわけですし。大正義。
英検準2級対策にオススメの単語帳・参考書
出る順パス単(英検準2級)
↑「日本の高校中級程度」が目安ということですが、まあボキャブラリーで言えば「一般的な”日常”の基礎」から「一般的な”日常”」に踏み込んでいくぜ〜、くらいの感じでしょう。言ってみれば、ロケハンではなくロケみたいな。
まあ実際、一般的な人の一般的な会話で役に立つボキャブラリーの宝庫です。特に動詞とか、ここらへんの語彙を100%使いこなすことが出来ると、会話に詰まらなかったりします。で、なんとなく20、30%くらい使いこなせると、合格できます。
(↑たとえば”hold“という単語には、これだけの使い道があります。が、その中で「一般的な使い方だ」と客観的に言い切ってしまえるような用例のみが、試験に出るわけです。なので、100%学ばなくても、100%使いこなせなくても余裕で合格できます。それによって「試験だけ出来るマン」が爆誕したりもします。)
英検準2級の過去問
↑英検準2級の過去問がコチラ。まあ、ここまでの級と比べると、事あるごとに「前後の文脈を読むんやで〜〜〜〜〜???」という声が、問題用紙から聴こえてくる感じですね。
目安は「日本の高校中級程度」ということで、ライティングの問題でも「一戸建てと集合住宅、どっちが良い?」みたいな一般的な質問ですね。50〜60語なので・・・・・まあ合格するだけなら、過去問の解答例からテキトーに型を決めておくことで、特に深いことには触れずに(w)書ききれるでしょう。
↑公式はコチラ。
「英語の音」を学び続けましょう
↑で、そろそろリスニングでは「流石にこの音の繋ぎ方・変化くらいは知ってるよね〜〜〜〜???」なんて感じがしてくるんじゃないでしょうか。
「文法」と同じように「音」のルールにも限りがあります。なので網羅してしまえば、終わり。遅ければ遅いほど、間違った「音」で学んだ経験が邪魔になります。土台が腐っていることに気づいたのに「まあ大丈夫だろ」なんてノリで建てたら、ガッツリ腐っちゃって一から建て直しに・・・・・とか、最悪ですよね。そういう話です。
↑当サイトでも「リスニングルール7つ!!」とか「ネイティブの声と母音の周波数!!!」とか、簡単にまとめたりしているので、ぜひ参考に!
英検2級対策にオススメの単語帳・参考書
出る順パス単(英検2級)
↑とにもかくにも「パス単」でボキャブラリーをチェック!準2級はロケハンではないロケだと言いましたが、だとすれば2級は・・・・・まあ、ロケの後半ですね。ここらへんを終えると、なんとなくですが「もうそろそろ、一般的な”日常”で使う一般的なボキャブラリーは、だいたい分かってきたかな〜」なんて感じになるでしょう。
もちろん、それらを100%使いこなせるかは、どれだけ実践して、どれだけトレーニングするかによりますが。技術や知識は、自分の体に染み込ませることでようやく、それなりの意味を持ちます。
英検2級の過去問
↑で、2級くらいから「知らない単語が出ることを織り込み済みで、文脈を読んで、落ち着いて対応する」みたいなノリが、必要になってくるでしょう。
↑たとえば、2019年度第1回の大問2では”The Mysteries of Amber“というタイトルの話を読みます。が”Amber“は、たぶん少なくとも「パス単」には載ってないんじゃないでしょうか。(確認してないので、知りませんが)
そこで「あ〜この単語わかんない無理〜〜〜〜!!!!!」なんて焦らないこと。なぜなら、そういう単語自体が問題になっているわけではないからです。たとえば、この文章の問1は・・・・
- buy fossils with amber
- create their own amber
- make amber jewelry
- study amber closely
↑こういう選択肢になっています。つまり、“amber”という単語を知らなくても、”amber”という謎の単語についての文章を読んで、理解できれば良いわけです。
そういう「英語を使って、読んで、考える」という力が、ここらへんからキッチリ求められます。で、2級はそのデビューなので”Amber is a beautiful shiny, yellow stone, which has been used to……“みたいに、ガッツリその単語について説明してくれる文章を読めば良かったり。
まあ、”amber“は、日本語にすると「琥珀」ですが、日本語でも単語を聞いただけでは「うん。聞いたことあるけど・・・・・・なんだっけ?」くらいのもんかと思います。そこで「ごめん琥珀ってなに?・・・・あ〜、はいはい。ってことは〜に使えて、〇〇みたいな人が好きで〜」なんて言葉を紡いでいく。それと同じことを普通に、リラックスして、英語でやっちゃえばOK!
最短合格! 英検2級 英作文&面接完全制覇 (英検最短合格シリーズ)
↑で、ライティングとスピーキングで「あ〜〜、どうしたら良いのか分からない〜〜〜〜!!!」状態に陥ったなら・・・・・・・とりあえず、適度な対策本を使って適度に攻略しとけば良いかな〜、と思います。
まあ詳しくは省略しますが、別に面接官を感動させる必要はないというか。「コテコテの対策通りのスピーチだな・・・・」なんて呆れられたところで、最低限の量と質を提供して、そこに減点対象がなければ、合格にするしかないわけですから。
で別に、語学って「インプットしたものを、真似する」以上でも以下でもありませんから、それは悪いことだとも言えません。それ以上考えても「そもそも試験って必要なの!?」みたいな話にしかならないので、深くは気にせず、合格したいという目的にフォーカスしとけばOK。
「英語の音」は逃げません
↑英検2級のリスニングは、たとえば「実際にネイティブがネイティブ向けに喋ってる英語の音なんかうるせ〜〜〜!!!知らね〜〜〜!!!」みたいに完全に拗らせている人がいたとして(w)そういう人でもギリギリ合格できるけど、その挙句、準1級で過ちに気付くみたいな感じでしょうか。
「英語の音」は、逃げません。ただ、事実として存在するのみです。なので、いい加減「英語の音」から逃げるのはやめましょう。レッツ「英語を英語で学ぶ」デビュー!
英検準1級対策にオススメの単語帳・参考書
出る順パス単(英検準1級)
↑まずは「一にも二にもパス単だ!」といった感じで、チェック!!!・・・・・・・・なんですが、ここらで日本語訳=対訳の限界に気づくか、気づかないままゴリ押しで合格した挙句、1級で爆死することになるでしょう。
たとえば「でる度B」の動詞に”resume“という単語がありますが、これに対して確認できる情報は「を再開する」という日本語と「≒ renew, restart, reopen」という類義語と”They are scheduled to resume work on the bridge after the winter break.“という例文と「彼らは冬季休暇の後にその橋の作業を再開する予定だ」という日本語だけで・・・・・・
これだけの情報から「“resume”と”renew, restart, reopen”の具体的な違い」を考えることは難しいですよね。もちろん、考えなくても「試験のメタ対策」でゴリ押しすれば合格できるんですが、ここが「実践的な英語力」との分かれ道になります。
単語帳は「必要な単語の存在を教えてくれるもの」としての価値
ということで「パス単」は“resume”という単語の存在を知ること以上の何にもならないわけですが、そもそも単語帳ってそういうものだという話。そこだけ、勘違いのないようにしましょう。「これを知ってれば合格できるよ〜」という情報が、価値ですね。
■ “resume”の定義
- If an activity resumes, or if you resume it, it starts again after a pause:
- If you resume a place or position that you have left for a period of time, you return to it:
↑ちなみに、”resume“の具体的な意味・定義はコチラ。つまり「途中で止めたものを、続きから始める」という意味で「再開する」ことを表現する単語なんです。で、たとえば”restart“なら「途中まで続けてきたけど、最初からやり直す」という意味での「再開する」です。もう一度”start“する、という単語だからです。
こういう「何故この単語が存在するのか」という「実践的な英語力」を、どれだけのリアリティと共に学べるかが大切。それは少なくとも、簡単な「日本語訳=対訳」から学べるものではありません。
英検準1級の過去問
↑そうしたボキャブラリーに上手く対応できれば、あとは「慣れる」だけです。過去問を通して、どういう知識が問われるのか、どの問題にどのくらいの時間をかければ良いのか、慣れまくりましょう。
最初に紹介した「文法」と合わせて、ボキャブラリーを知っていれば、知識として、解けない理由はありません。あとは「英検準1級の問題を解いている」という状況に慣れて、自然とスピードを上げていって「英検準1級を全て解けるのが当たり前だ」という感覚にこそ、慣れましょう。
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大学受験で人気の英単語帳
↑一応、大学受験のための英単語帳として人気の2冊も紹介しておきます。英検準1級を受けるまでの流れによっては、こういう部分が抜け落ちていることが原因で、合格できないパターンもあるかと思うので。
特に下の「Opinion」は名前の通り「英語での議論」を、長めの文章・やりとりを通して学べる1冊です。2016年のリニューアルで、準1級のライティングは「サジェストワードありの、社会的な諸問題に関するエッセイ(以前の英検1級の形式)」に変わったので、そこへの対策という意味でもオススメ。
上の「Duo」は、もっと口語的で、まさに「大学入試で使える英語」という感じですが、そこが抜け落ちているのも、準1級で苦戦する原因になり得るでしょう。そういう意味でオススメです。
ライティングの参考書は2016年以降のものを!
↑で、ライティングの教材は、こうした「2016年の変更以降に出版されたもの」を選びましょう。
↑スピーキングは・・・・まあ2級のところで書いた通り「合格できればそれで良いし、言語学習的にもそれはそれで悪くない」って感じなので、Amazonで調べて上のほうにヒットしたものから、ビビッときたものを選べばOK。
この「面接大特訓」は、僕が実際に英検1級版を買ったシリーズです。とにかく「スピーチの型」を適度に真似して、オリジナル要素を組み込んでいく。そうすれば、あとはガッツリ目を見て「合格しにきたんだって、分かるよ・・・・・ね?(*☻-☻*)」なんて念力を飛ばしながら、ハキハキ喋るだけ!・・・・・・・みたいな・・・・・・・まあ、楽な攻略用で。
そろそろ、ガチで英語を英語で学ぼう
↑「英語の音」は、流石にしつこいので省略しまして・・・・・
↑文字でも「英語で英語を学ぶ」ことから逃げるのは、早いうちにやめたほうが良いですね。英語で英語の文法を学ぶなら、このシリーズ。この青いのは「Intermediate Learners(中級くらい)」向けです。
あるいは、自分の好きな情報を、好きなだけ「英語で」ググりまくりましょう!
英検1級対策にオススメの単語帳・参考書
出る順パス単(英検1級)
↑もう、英検1級こそが「パス単買っとこ」の極み・・・・・・というか、別に日本語でも、たとえば「それは利他主義的じゃん」みたいに話す人と、そんな話し方をしない人がいるわけで、そういう意味で「ネイティブ(で)も知らない(人は知らない)」単語が出るのが、英検1級です。
まあ、ボキャブラリーの量と共に「何故その単語が存在するのか」という論理を理解できる人間であることが求められる、という状況を当たり前だと思える人なら、たぶん英検1級に受かります。
・・・・・・・みたいな長ったらしい言い回しをする人もいれば、しない人もいる。
・・・・・という論理展開が好きな人もいれば、面倒だとしか思わない人もいる
・・・・・というノリで、深く考えていくことが英検1級に合格するコツ!!!(まあ実際、答えにならない選択肢には「は?w」みたいなのもあるかもしれないけど。)
(もちろん分からないなら、それを日本語で養うか、英語学習を通して養うか選べばOK)
英検1級の過去問
↑英検1級の過去問がコチラ。ここまでに書いたような内容を学習している人なら、もう本当に・・・・・・・あとは「慣れ」です。
いわゆる「文法」をおさえた上で「ボキャブラリー」を知っていて、キッチリ最低限の「英語の音」学習もしたのに合格できないとすれば、それは「慣れていないだけ」です。
時間内に解ききれないのは「英語を読んで、そういうスイッチが入った状態で、考える」という行為に慣れていないだけです。ライティングができないのは「ある内容のエッセイを、えんぴつで、英語で書きなぐる」という行為に慣れていないだけです。本当に、それだけだと思います。
なので、慣れましょう。別に、英検1級の過去問じゃなくても何の問題もありません。The New York TimesとかVICEとかBUSINESS INSIDERとか、あらゆる英語の情報が、簡単にググれる時代ですから。シンプルに、そういうのを楽しむことが合格に繋がります。
逆に、それが楽しくないなら「そもそも、なんで英語の勉強してるんだっけ?」という原点に立ち返ることも大切ですね。そこらへんを考えて、本当に「英語で英語を、英語で何かを学ぶ」ことが目的だと思うなら、自然とモチベーションは付いてくるでしょう。
英検1級 面接大特訓
↑英検1級の面接で「楽にスピーチを組み立てる型が欲しい!!!」なんて悩んでいるなら、これがオススメです。とりあえず僕はコレ買って、いろいろ暗唱したりしました。で、一発で合格しました。なので、便利だと思います。
↑もちろん、合わせて「英語で英語の運用が学べる本」もやりましたが。実際に英語を運用して、英語の運用方法を学ぶことでのみ、本当の英語運用能力が付いてくると思います。ガンバ!
まあ「ただ合格するだけ」なら、2次試験で、この「Pros and Cons」ほど詳しい話をする必要は全くありませんし、完璧な標準英語のアクセントを習得する必要もないと思います。
が、試験は試験です。英検は「実際にそのくらい英語が使える証明」であり「英検に合格できるだけ」はマズイですし、その先には、まだまだ広大な英語学習ロード(w)が続いています。「英語の試験を利用しつつ、本当の英語力を鍛えていく」という意味で、これらの本に挑戦しましょう。
どれだけ良い試験が存在したとしても「試験に合格すること」自体が目的になるのは間違っています。「英語を使って、知りたいことを知って、伝えたいことを伝えること」が、ちゃんと目的になっているのか。それが大切!
というわけで、あなたの英検道に幸あれ。
おわり。
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