今回は「級別で、英検に受かるコツ&落ちた時にやるべきことを解説するよ〜!」という感じで、お送りします。
英検〇級合格!という証明が国内でどう働くかは置いといて、試験は試験です。なので「英検に合格するために必要なことって、具体的には〜〜〜〜!?!?」なんて悩みには、明確な救いが存在します。
(ちなみに、僕は2018年のはじめに英検1級(とTOEIC960)を獲得しつつ、ネイティブ・アメリカン・フレンド・ランゲージ・エクスチェンジ通話したりしている人間です。そんな感じでどうぞ!)
↑合わせてチェック!
(※スマホの人は右下の「INFO」から、いつでも目次が見れます)
英検にチャレンジする時の大前提
英検に合格するために必要な学習とは?
↑まず「どうやったら英検という試験に合格することができるのか」という大前提の話ですが、コチラの記事に省略しつつ、ザックリ流れだけさらっておくと・・・・・・
英検2級〜準1級までなら(日本の)高校卒業(〜大学中級)程度がレベル目安となっていることからも分かる通り「別に英検を受験しようがしまいが、普通の英語学習をしていれば必ず身に着けることになる=一般的な基礎知識」が出題されるので、普通に英語学習する+その級の単語に適応する&過去問で試験自体に慣れるだけ。
でありつつ・・・・・・
英検1級に受かりたいなら「一般的という言葉では言い表せない=ネイティブ(で)も使わない(人は使わない=使う状況が限られる)単語」が出てくるので、(ほぼ)確実に英検1級のための単語帳(=パス単)をやったほうが良い。
・・・・みたいな感じ。ちなみに普通の英語学習とは、普通に「文法・音(&ボキャブラリー)」という基礎を作りながら、LRWSという運用能力を実践で磨くプロセスのことです。
という前提を踏まえた上で、今回の記事は上記の記事には書かなかったような、もう少し具体的な解説になっております。チェック!
直前にできる裏技はありますか?
英検は試験なので、必要な学習を十分にやった人が普通に合格することになります。なので裏技とかはありません。(試験に慣れまくることで「試験だけ出来るマン」になれば、いわゆる「英語力」なしでもゴリ押しできる・・・・という邪道なプロセスなら、ありますが!)
なので、基本的には日々の積み重ねが全て。その上で、もし「1、2週間前だ〜〜なんか、あ〜〜〜!!!」みたいな状況であれば。やはり、とりあえず「ボキャブラリー」を1つでも多く覚えて、1問でも多く演習するのが良いでしょう。
↑パス単と合わせて・・・・
↑問題演習なら、こういうのでも公式の過去問でも、とにかくやったもん勝ちです。1問でも多く解いて「英検という試験の問題が解けること」に慣れる。結局は、それが全てです。試験なので。
小学生でも大丈夫ですか?
必要なことを十分にやれば、誰でも受かります。なので、そこで「小学生だから〜」とか「中学生だから〜」みたいな、年齢を気にする必要はありませんね。
それよりむしろ、1人1人の子供が、そもそも「英検という試験で英語を勉強したがっているか」とか「その時、その試験を受ける理由・状況を理解しているか」みたいな話のほうが、大切かと思います。そういう部分が済んでいるなら、必要なことを十分にやるだけ!
英検5級の傾向・時間・合格基準など
- 問題文:日本語
- 測定技能:RL(+S)
- レベル:中学初級程度
- 傾向:日常生活での家族や友達との会話
- 問題数:50問(R:25問、L:25問)
- 制限時間:45分(R:25分、L:20分)
- 結果:CSEスコアで合否
- 合格基準:419/850満点
- 受験料:2500円
↑というわけで、まず英検5級の概要がコチラ。
リーディングとリスニングに合格すると5級獲得。その合否に関係なく、希望者はスピーキング(オンライン)も受験できます。スピーキングの試験時間は約3分で、266/425満点で合格です。
英検5級の構成と問題数
- Part1:短文の語句空所補充(15問)
- Part2:会話文の文空所補充(5問)
- Part3:日本文付き短文の語句整序(5問)
↑リーディングの問題構成がコチラ。
- Part1:会話の応答文選択(10問)
- Part2:会話の内容一致選択(5問)
- Part3:イラストの内容一致選択(10問)
↑リスニングは、こんな感じ。
↑ちなみに、こうした情報は、常に英検の公式サイトでチェックできますよ。
英検5級に受かるコツ
5級は、もうコツとかそういう次元を超越している基礎です。なので「受かるためにどうするか」を言うなら・・・・・
↑本当に「SVOとか”What time is it?”みたいな、根本的な文の形&フレーズを覚える ≒ パス単に書いてある単語・表現などを全て覚える」というデビュー作業をこなした上で・・・・・・
↑過去問を使って「英検=英語の問題を解いているという状況に慣れる」と良いでしょう。まあ文法については、学校の教科書を使った授業でも、好きな参考書を買ったりネットで検索したりでも、なんでも自由です。誰に教わっても、いわゆる「文法=基本的な文の並べ方」という事実は不変ですから。
リスニングも、本当に「慣れ」の一言です。5級ではリダクションみたいな速く話すための音の変化も問われないので、とりあえず「英語の友」という公式アプリを使って、パス単の音声を聴きながら覚えてあげれば、必要な情報は揃います。
↑その上で「どうやって楽しく学んで、続けるのか」というポイントでは、Youtubeなどが役に立つでしょう。
英語の初心者、特に子供にとっては「正しい英語の音を学ぶこと」が一番大切です。それが遅ければ遅いほど、後で死ぬほど困ります。そのために、ネイティブが投稿しているYoutube動画を活用しましょう。
英検5級に落ちた時の勉強法
これは試験なので当然のことですが、不合格になった時は「どうして落ちたのか」という原因を考えましょう。
単語を知らなかったから落ちたのか。文の作り方=単語の並べ方を知らなかったから落ちたのか。リスニングできなかったから落ちたのか。それは「英語の音」が分からなかったのか。単に「今日のご飯何かな・・・」状態だったのか。他の受験者のことが気になって仕方がなかったのか・・・・・・・・などなど。
そうして原因が明らかになったなら、あとは「足りなかった知識・能力・集中力」を埋めていくだけ!
英検4級の傾向・時間・合格基準など
- 問題文:日本語
- 測定技能:RL(+S)
- レベル:中学中級程度
- 傾向:日常生活での家族や友達との会話
- 問題数:65問(R:35問、L:30問)
- 制限時間:65分(R:35分、L:30分)
- 結果:CSEスコアで合否
- 合格基準:622/1000満点
- 受験料:2600円
↑英検4級の概要がコチラ。
5級と同じく、リーディングとリスニングに合格すると4級獲得で、その合否に関係なくスピーキングのオンライン受験も用意されています。4級のスピーキングの試験時間は約4分で、324/500満点から合格です。
英検4級の構成と問題数
- Part1:短文の語句空所補充(15問)
- Part2:会話文の文空所補充(5問)
- Part3:日本文付き短文の語句整序(5問)
- Part4:長文の内容一致選択(10問)
↑リーディングの問題構成がコチラ。
- Part1:会話の応答文選択(10問)
- Part2:会話の内容一致選択(10問)
- Part3:文の内容一致選択(10問)
↑リスニングはコチラ!
英検4級に受かるコツ
4級の目安は「(日本の)中学中級程度」ということで、本当に「この単語の意味わかる〜?」とか「“of course”って知ってる〜?」みたいな感じだった 5級と比べて「初めての助動詞・前置詞に挑戦!」みたいな、そういう印象を受けますね。
たとえば”looking ___ you“の選択肢として「for・of・by・from」が問われたりとか。他の問題でも「What do you think of him?・What is his name?・What did you say to him?・What will we study today?」とか、明らかに「あ〜〜〜この前置詞・助動詞なんなん〜〜〜!?思い出せない〜〜〜!!気になる〜〜〜〜!!」みたいな状態になる学習者が目に浮かぶような・・・・・そういう感じのw
↑で、やることは 5級と変わりません。引き続きコツとか以前の基礎なので、一にも二にもパス単。全て覚えていれば「語彙力・フレーズ力」が原因で落ちることはなくなるでしょう。
↑その上で、過去問に慣れまくる。特にリーディングのPart4では、一まとまりの文章に挑戦することになりますから、とにかく「英語の文がいくつか並んでいて、それを文章として理解する」という状況に慣れればOK!
まあ「文法=基本的な文の並べ方」を言うなら、たとえば 5級で”I want it.“だったのが”I want to do it.“になるとか、”うんたらかんたら from my mother“とか、そういう「もう1つ情報が増えた時に、文のどこにその情報を置くのか」を分かっているか、いないかって話になってきますね。
英検4級に落ちた時の勉強法
4級も「知っていれば解けるし、知らなかったら解けない」としか言いようのない基礎なので、何を知らなかったのか、どこが分からなかったのか、どこが聴き取れなかったのか・・・・・・・・などなど、まずは解けない原因を探りましょう。
↑その上で、たとえばHuluやU-NEXTといったVODサービスを使って、映画・海外ドラマを英語で見まくることもオススメです。
4級のリスニングでは簡単な会話をリスニングするわけですが、この試験特有の「無味無臭の、感情が排除された音声による、全く興味をそそられない会話」を集中して聴きとるというゴールにたどり着くために「感情を揺さぶる英語のエンタメ」が役に立つからです。楽しむことが第一!
英検3級の傾向・時間・合格基準など
- 問題文:日本語
- 測定技能:RLWS
- レベル:中学卒業程度
- 傾向:日常生活での家族や友達との会話+歴史&文化も
- 問題数:61問(R:30問、W:1問、L:30問)
- 制限時間:75分(RW:50分、L:25分)
- 結果:CSEスコアで合否
- 1次合格基準:1103/1650満点
- 2次合格基準:353/550満点
- 受験料:3800円
↑英検3級の概要がコチラ。
英検3級の構成と問題数
- Part1:短文の語句空所補充(15問)
- Part2:会話文の文空所補充(5問)
- Part3:長文の内容一致選択(10問)
- Part4:英作文(質問への回答:1問)
↑3級からは、リーディングに加えてライティングも入ってきます。問題構成がコチラ。
- Part1:会話の応答文選択(10問)
- Part2:会話の内容一致選択(10問)
- Part3:文の内容一致選択(10問)
↑リスニングはコチラ!
- 面接官は日本人1人(時々ネイティブ?)
- 30語程度のパッセージを音読
- 音読した内容の質問に答える
- イラストについての質問に答える
- 受験者自身についての質問に答える
↑そして、3級から始まる2次試験のスピーキングがコチラ。約5分の個人面接!
英検3級に受かるコツ
↑3級も、基本的にやることは変わりません。必要な「文法・ボキャブラリー・音」を知っていて、その力を本番で発揮できれば、必ず合格できます。慣れましょう。
全体的に求められている知識としては「5級
4級で土台は分かっただろうから、3級ではもっと色々な単語(とその変化)とフレーズの使い方を知ろう〜!」みたいな感じですね。たとえば”enjoyable“とか”brought“とか”Why don’t you〜?“とか、そういう。
ライティングについては、たとえば”What day of the week do you like the best?“のようなお題に 25〜35語で答えるというもの。で「考えと理由を2つ書きなさい」という指定があるので「〇〇です。〇〇だからで、〇〇なんです。」くらいの長さが書ければ、十分でしょう。
まあ、結局は試験のライティングでしかないので「受かりたい!」という目的にフォーカスするなら、過去問の解答例から「あ〜、この動詞・フレーズを使い回せばいけそうだな〜w」みたいな型を決めちゃうのが安パイですね。
別に、言語学習は「真似」でしかなかったりもするので、それ自体は悪いことでもありませんし!
英検3級のスピーキング面接=2次試験
↑あと3級から 2次試験が加わりますが・・・・・まあ上述の通り、特に難しい思考とかは求められない「で、英語を口に出せるんですか〜?」くらいの話です。なので、適当な攻略本を買って、ポイントをおさえておけばOK!
↑ちなみに僕は、1級に合格するためにこの「面接大特訓」シリーズを使ったりしました。とにかく「最低限のスピーキング能力」と合わせて「どこで何をどういう風に求められるのか」という情報をチェックしておけば、安心!
英検3級に落ちた時の勉強法
5級・4級に同じ。落ちたら原因を探る。原因を探ったら、足りない知識・能力を埋める。そして、過去問を解いて自信をつける。それのみです!
英検準2級の傾向・時間・合格基準など
- 問題文:日本語
- 測定技能:RLWS
- レベル:高校中級程度
- 傾向:様々な話題
- 問題数:68問(R:37問、W:1問、L:30問)
- 制限時間:100分(RW:75分、L:25分)
- 結果:CSEスコアで合否
- 1次合格基準:1322/1800満点
- 2次合格基準:406/600満点
- 受験料:5200円
↑英検準2級の概要がコチラ。
英検準2級の構成と問題数
- Part1:短文の語句空所補充(20問)
- Part2:会話文の文空所補充(5問)
- Part3:長文の語句空所補充(5問)
- Part4:長文の内容一致選択(7問)
- Part5:英作文(質問への回答:1問)
↑リーディング&ライティングの問題構成はコチラ。
- Part1:会話の応答文選択(10問)
- Part2:会話の内容一致選択(10問)
- Part3:文の内容一致選択(10問)
↑リスニングがコチラ!
- 面接官は日本人1人(時々ネイティブ?)
- 50語程度のパッセージを音読
- 音読した内容の質問に答える
- イラストについての質問に答える
- 受験者自身についての質問に答える
↑2次試験のスピーキングは、約6分の個人面接!
英検準2級に受かるコツ
英検準2級も、まだまだ「普通に英語学習したら、誰でも必ず知ることになるような、一般的な基礎知識」におさまる内容です。
↑なので、基礎的な「文法・音」をおさえた上で「パス単に書いてある単語などを全て知っているのか」と「このくらいの量の英語を読むのに、どれだけ慣れているのか」に尽きます。そのために、パス単&過去問を繰り返す。それのみ!
からの、2級のライティングは、たとえば”Do you think it is important for students to learn how to give presentations at school?“といったお題に、50〜60語で答える感じ。3級と同様「あなたの意見とその理由を2つ」と指定されています。
↑まあ「(日本の)高校中級程度」という目安相応のお題に関する単語を忘れがちだったり、過去問の解答例から自分でライティングの型を作るのに手こずったりして悩んだ時は、こうした攻略本を使うなどしましょう!
英検準2級のスピーキング面接=2次試験
↑2級のスピーキングも「自分で色々作るのはめんどくさキツイな・・・・・」なんて感じたら、攻略本に頼るなど!
まあ、全体の流れは3級と変わりませんが、たとえば「受験者自身についての質問に答える」パートの質問で、3級では”What do you like to do 〜?“だの”Have you ever been to 〜?“だのだったのが”Do you think うんたらかんたら〜“とか”日本ではうんたらかんたらだよね。Do you〜?“みたいな感じになります。つまり、一言で答えられたのが二言必要になったりする、と。
英検準2級に落ちた時の勉強法
どの級でも、落ちた時にすることは変わりません。原因を探って、足りない知識・能力を補って、過去問にチャレンジしてみて、最高の形で本番に臨むことを目指しましょう!
英検2級の傾向・時間・合格基準など
- 問題文:日本語
- 測定技能:RLWS
- レベル:高校卒業程度
- 傾向:様々な話題
- 問題数:69問(R:38問、W:1問、L:30問)
- 制限時間:110分(RW:85分、L:25分)
- 結果:CSEスコアで合否
- 1次合格基準:1520/1950満点
- 2次合格基準:460/650満点
- 受験料:5800円
↑英検2級の概要がコチラ。
英検2級の構成と問題数
- Part1:短文の語句空所補充(20問)
- Part2:長文の語句空所補充(6問)
- Part3:長文の内容一致選択(12問)
- Part4:英作文(指定トピックについて:1問)
↑リーディング&ライティングの問題構成はコチラ。
- Part1:会話の内容一致選択(15問)
- Part2:文の内容一致選択(15問)
↑で、リスニングがコチラ!
- 面接官は日本人1人(時々ネイティブ?)
- 60語程度のパッセージを音読
- 音読した内容の質問に答える
- イラスト(3コマ)の展開説明
- 受験者自身についての質問に答える
↑そして、2次試験のスピーキングは約7分の個人面接!
英検2級に受かるコツ
2級も、基礎です。たとえば、準2級が「”一般的な日常の基礎”から”一般的な日常”に踏み込み始めた段階」だとして、2級はその段階の後半である、くらいの意味で。なのでボキャブラリーとして、2級のパス単が分かれば「もうそろそろ、一般的な”日常”で使う一般的なボキャブラリーは、だいたい分かってきたかな〜」という感覚が芽生えたりするでしょう。
↑そのくらいのノリで、パス単・過去問に挑戦!
↑からの、そろそろ「英語の量が多いな・・・・」なんて悩みに苛まれたりもするでしょうが、事実として「長文って名前がついてるけど、全く長文ではない」のだと理解しましょう。たとえば VICEとか、いろんな海外のニュースサイトを見ることによって。
自分の好きなニュースをググって、自分が「面白い!w」と思う部分だけを読む。日本語でネットをダラダラ眺めるのと同じように、そういう習慣をつけていきましょう。そうすれば「英検の・・・長文?いつも見てるニュースに比べたら楽勝だな〜」みたいな自信がついてきますから。
で、ライティングは、たとえば”Some people say that〜. Do you agree with this opinion?“みたいなお題に、2つの理由と共に答えます。”Communication・Education・Health“みたいなヒントワードもありますが、それら以外の観点で書いてもOK。
↑2級の目安は80〜100語なので、適当に導入などの型を決めて「1、2つ目の理由として〜〜〜。〇〇は〜〜〜べきです。〇〇は〜〜〜します。」くらいを書いてあげれば、いい感じに捌けるでしょう。型作りや問題の予想が難しければ、攻略本を活用!
↑「スピーキング面接とセットで学んじゃえ!」みたいなのもあったり。
英検2級のスピーキング面接=2次試験
↑なんとなくビビッときた攻略本を使ったりして「一般論として、この面接ではどの質問にどの程度の長さ・クオリティの答えを求めているのか」というポイントを知れば勝ちです。試験なので。
まあ、3コマのイラストを見て展開を説明するというトレーニングは、なかなか楽しげで良いんじゃないでしょうか。楽しんで、笑顔で、思いっきり面接官の目を見て、嬉々として、ハキハキ話すことこそが大切!
英検2級に落ちた時の勉強法
原因探後知識能力埋後過去問繰返慣後最高形本番臨!!!
英検準1級の傾向・時間・合格基準など
- 問題文:英語
- 測定技能:RLWS
- レベル:大学中級程度
- 傾向:社会性も関係する様々な話題
- 問題数:71問(R:41問、W:1問、L:29問)
- 制限時間:120分(RW:90分、L:30分)
- 結果:CSEスコアで合否
- 1次合格基準:1792/2250満点
- 2次合格基準:512/750満点
- 受験料:6900円
↑英検準1級の概要がコチラ。
英検準1級の構成と問題数
- Part1:短文の語句空所補充(25問)
- Part2:長文の語句空所補充(6問)
- Part3:長文の内容一致選択(10問)
- Part4:英作文(指定トピックについて:1問)
↑リーディング&ライティングの問題構成はコチラ!
- Part1:会話の内容一致選択(12問)
- Part2:文の内容一致選択(12問)
- Part3:Real-Life形式の内容一致選択(5問)
↑リスニングがコチラ!
- 面接官は日本人1人(時々ネイティブ?)
- 自由会話(普段何してる、どこに住んでる、どうやって来た等)
- ナレーション(4コマの展開説明)
- イラストに関連した質疑応答
- カードのトピックに関連した質疑応答
- そこから更に広げて社会性のある内容の質疑応答
↑そして、2次試験のスピーキングは約8分の個人面接!
英検準1級に受かるコツ
↑以下、本当にコチラの記事に大切なことは書き尽くしてしまってるんですが、ここでもザックリと解説しておくと・・・・・
↑準1級くらいから、例の「ネイティブ(で)も使わない(人は使わない=使う状況が限られる)ボキャブラリー」が求められ始めるので、とにかくパス単をやる。
↑その上で、何よりも、過去問で「英検準1級が解けるのは、当然の結果である」という状態に慣れる。(変に「試験しか出来ないマン」を目指すという意味ではなく。)
要するに「なぜ、こういう単語が必要なのか。誰が何を言いたくて、こんなフレーズが存在するのか。」みたいな部分を、論理的にイメージしていくことこそが、コツだったりする。思考と言語を切り離して受かろうとすると「試験しか出来ませんよスマンねマン」になる。
・・・・・みたいな感じ!
英検準1級のスピーキング面接=2次試験
↑からの「型を100%活用して、とりあえず受かっときゃ良いじゃん」なんて割り切るのも良し。割り切らずに、英検という試験内でブッチ切った回答を目指すも良し!
英検準1級に落ちた時の勉強法
原因探後知識能力埋後過去問繰返慣後最高形本番臨!!!
英検1級の傾向・時間・合格基準など
- 問題文:英語
- 測定技能:RLWS
- レベル:大学上級程度
- 傾向:社会性のある様々な話題
- 問題数:69問(R:41問、W:1問、L:27問)
- 制限時間:135分(RW:100分、L:35分)
- 結果:CSEスコアで合否
- 1次合格基準:2028/2550満点
- 2次合格基準:602/850満点
- 受験料:8400円
↑そして、英検1級の概要がコチラ!
英検1級の構成と問題数
- Part1:短文の語句空所補充(25問)
- Part2:長文の語句空所補充(6問)
- Part3:長文の内容一致選択(10問)
- Part4:英作文(指定トピックについて:1問)
↑リーディング&ライティングの問題構成がコチラ!
- Part1:会話の内容一致選択(10問)
- Part2:文の内容一致選択(10問)
- Part3:Real-Life形式の内容一致選択(5問)
- Part4:インタビューの内容一致選択(2問)
↑リスニングがコチラ!
- 面接官は2人(ネイティブと日本人1人ずつ)
- 自由会話(普段何してる、どこに住んでる、どうやって来た等)
- カードに書かれたトピック5つから1つ選んでスピーチを考える(1分)
- 実際にスピーチをする(2分)
- スピーチ自体や関連した内容で質疑応答(残った時間全部)
↑そして、2次試験のスピーキングは約10分の個人面接!!!
英検1級に受かるコツ
↑1級についても、コチラの記事に書いちゃったので、省略しつつ・・・・・・・
↑例の「ネイティブ(で)も〜中略〜単語」の本番デビューといった感じで、別に専門用語と言うほどのものではないが、たとえばプログラマーや法律家のように、細かく定義されている単語を使って表現したい内容を正確に、過不足なく表現したい性格の人には便利だけど、そうじゃない人のほうが「一般的」だよね、みたいな状況に納得したりしつつ・・・・・
↑過去問で、慣れる。
↑文法に穴があれば、とりあえず日本語で改めて網羅してみたり、いい加減改心して「英語で英語の文法を学ぶ」ことに挑戦してみたり。
英検1級のスピーキング面接=2次試験
↑自分の「英語の音」レベルの底上げとして、細かくアクセントのトレーニングにも挑戦したり・・・・・
↑「話す能力」と合わせて「話す内容」がないと本末転倒だってなもんで、まさに1級のスピーキングで求められそうな知識を満遍なく「ディベート」思考してみたり。(まあ、このへんは高地トレーニングになってきますが。)
英検1級に落ちた時の勉強法
原因探後知識能力埋後過去問繰返慣後最高形本番臨!!!
明らかに知らないボキャブラリーが多かったなら、パス単を何%やったのか。50%しか出来ていなかったなら、まずそこを100%にする。その上で過去問をやって、それでも分からないボキャブラリーがあれば(というか一定数あるのでw)、文脈から対応していく能力を上げることを考える。長文パートが読みきれないなら、普段どれだけネットサーフィンしているのか。習慣になっていないなら、とりあえず毎日1ニュースでも良いから、挑戦してみる。それが習慣になった時に、改めて過去問を解いてみる。
ライティングのスコアが低かったなら、スペルとか文法のミスが多かったのか、論理的に文章が成り立っていない状態だったのか。面接で落ちたなら(特にネイティブの)面接官の目をガン見して話したのか、下を向いて、不安そうな顔で、ボソボソと話していたのか・・・・・・・・・といった感じで「英語力」と合わせて「思考力」とか「態度」とかも、もちろん大切なポイントです。それらは、言語と密接に紐づいているものだからです。
英検は試験なので、提示された基準を上回れば、合格できます。なので気楽に、必要なことを十分にこなしましょう。
それでは、あなたの英検道に幸あれ。
おわり。
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