(当シリーズは、妥当性のある完成した言語学の理論やその研究等とは一切関係なく、単に「定義に書かれている違い」からポイントをチェックしつつ、個人的な図解をシェアするものです。故に、言い切りに近い形は「正しい」ことではなく「自分の中で確信している度合いが高い」ことを意味します。あしからず。主に「Cambridge Dictionary」「Merriam-Webster.com Dictionary」「ONLINE ETYMOLOGY DICTIONARY」を参考に作成しております。)
HACKengの「イメージ・イラストで覚える英単語・フレーズ」シリーズ。
今回は「inside と inside of」です。
日本語訳の丸暗記では、いつまで経っても
英語ができるようにはなりません。
イメージを掴みましょう。
(※スマホの人は右下の「INFO」から、いつでも目次が見れます)
違いをチェック①:”inside of”なら、基本は”名詞”として使う
You Won’t Believe What’s On the Inside of This Old Lady’s Normal-Looking Home
↑inside ofは、名詞として使うのが普通です。
なので、この例のように the inside ofと、冠詞がついた状態で出会います。それが、普通です。
INSIDE OF EVERY DEMON IS A RAINBOW
↑意味的には「悪魔の心は虹色」のように、比喩的なノリとかも。
で、これに冠詞がないのは「inside(of every demon)」が一般的な総称扱いだからでしょうが・・・・・・・
(曲のタイトル&歌詞だからというのも兼ねて。たぶん。)
What’s inside of Buckingham Palace?
↑問題は「もう insideと同じノリで inside ofって言えば良くね?だって、分かるし。」みたいな状況に、私たち地球人は必ず出くわすことです。
つまり「間違った母国語を間違ったまま使いこなしてしまうネイティブ」という問題ですが・・・・・
少なくとも、inside ofに関しては「インフォーマル(ノン・スタンダード)な口語(特にアメリカ)」として、前置詞の地位を得たりしています。
(あるいは、もはや前置詞と名詞の中間的なノリで使ってしまっているとも言えるんじゃないでしょうか。)
Ecosphere Inside of a Closed Terrarium
↑「閉じたテラリウムの中の生態系」とか。完全に 前置詞としての insideのノリで使われてますね。
まあ要するに。基本は基本として、あとは柔軟に、ノリで解釈しちゃえばOK!!!!・・・・・なわけですが、それを可能にするのが「英語をイメージで覚える!!」という圧倒的正道=正義だよね・・・・
という立場から、毎度記事を作成しております。HACKengです。
違いをチェック②:insideなら・・・・・
↑対して。inside自体は、コチラにまとめたように 前置詞・名詞・形容詞・副詞の全てに使われます。
その中で、名詞なら「〜の insideだよ。」って言う時に ofが必要になる。・・・・と同時に、なんか英語スピーカー達の流れで「前置詞としての insideにも ofつけとけば良くね?分かるし。」なんてノリもある、ということでした。(つまり「〜の内」と言う以上に「〜の中身」の話をしたい気持ちが品詞より先にくる、みたいな。)
(まあ個人的には、日本語でも「本来ここに”の”は必要ないけど、”の”を付けといたほうが、なんか気持ちいい。」みたいな状況あると思うので、それと同じかな?、って感じでも、スッキリ飲み込めてますw)
おわり。
(^。^)
↑「あらゆる単語の図鑑があればな〜〜〜!!」という子羊へのオススメ。
↑いわゆる「「「文法」」」を日本語で、ザーッと網羅しとくならコレでOK。
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