(当シリーズは、妥当性のある完成した言語学の理論やその研究等とは一切関係なく、単に「このくらいの共通項をイメージしておけば覚えやすいよね」と思う抽象的な感覚を「フレーズまとめ」のような形をとってシェアするものです。故に、言い切りに近い形は「正しい」ことではなく「自分の中で確信している度合いが高い」ことを意味します。あしからず。主に「Cambridge Dictionary」「Merriam-Webster」「ONLINE ETYMOLOGY DICTIONARY」を参考に作成しております。)
HACKengの「イメージ・イラストで覚える英単語・フレーズ」シリーズ。
今回は「about」です。
日本語訳の丸暗記では、いつまで経っても
英語ができるようにはなりません。
イメージを掴みましょう。
(※スマホの人は右下の「INFO」から、いつでも目次が見れます)
前置詞(副詞)としての”about”の定義を調べると。
■ preposition
- connected with
- no order
- position
■ adverb
- approximately
- almost
- all directions
- no order
- place
↑まず、Cambridge Dictionaryで aboutの意味を調べると、こうしたワードに関する意味・言い換え(前置詞、副詞)がヒットしますが・・・・
多すぎですね。
と、言うほどでもなく。割と癒されるパターンでした。
“about”の基本は「ふわっと」感
↑イメージも簡単。aboutで大切なのは「ふわっと」感だと言えるでしょう。雲のようで、境界が曖昧というか・・・・・
・・・・という日本語の問題は置いといて、パパッと例文から aboutをイメージできるか、試していきましょう〜〜〜!!
“about”の発音・シラブル・アクセント・語源は?
■ aboutの発音(pronunciation)
- /əˈbaʊt/(アメリカ英語)、/əˈbaʊt/(イギリス英語)
- Cambridge Dictionaryで聴く
■ aboutのシラブル・アクセント(syllable・accent)
- a-bout
■ aboutの語源(origin・History and Etymology)
↑ついでにチェック!
“about”のイメージを抽象的にとらえてみよう!①:前置詞編
とにかく、様々なノリに使える about。こうした単語では「言葉の意味は状況にしか存在しない」という言語の本質が、ガンガンに表出します。マスターすればレベルアップ間違いナシ!
例文で前置詞”about”のイメージをチェック!①:connected withのやつ
■ “about”の定義
1 on the subject of, or connected with:
例:What’s that book about?
例:a film about the Spanish Civil War
例:We were talking/laughing about Sophie.
(引用:Cambridge Dictionary)
↑まずは、たぶん日本人が最初に習うだろう「〜について」のやつ・・・・
ですが、そういう便利な日本語で処理してポイ、だと伸びません。なので、別に「複雑に考えろ!!」という意味ではなく、connected withあたりに目を向けて「〜と関連がある」とか「〜とつながりのある」みたいなイメージを大切にしてみましょう。
↑つまり、the Spanish Civil Warのように、あまり具体的でないワードというか「まあ、だいたい〇〇についてだよ」と「ふわっと」指している、そんなノリです。Sophieにしても「で、ソフィーに関する何を話した/笑ったの!?」と思うでしょう。
(近日公開)
↑まあ細かくは文脈にもよりますが、例えば on the subject of〜なら「〜に関して」と言ったほうが・・・・・みたいな話は、コチラに省略!
例文で前置詞”about”のイメージをチェック!②:no orderのやつ
■ “about”の定義
2 (mainly uk us usually around) positioned around a place, often without a clear purpose or order:
例:Their belongings were flung about the room.
(引用:Cambridge Dictionary)
主にイギリスで使われて、アメリカなら aroundだよ、と書いてありますが・・・・
(近日公開)
↑詳しくは、コチラに省略!
例文で前置詞”about”のイメージをチェック!③:positionのやつ
■ “about”の定義
3 (uk formal) in a particular place:
例:Do you have such a thing as a pen about you/your person? (= Do you have a pen?)
(引用:Cambridge Dictionary)
↑ちょっと、これに関しては本当に全く出会ったことがないので、解説は省略します・・・・・w
(まあ「周辺に」というイメージ自体に変わりはありませんね。「about<=>around」というノリの 1つ。)
“about”のイメージを抽象的にとらえてみよう!②:副詞編
副詞の aboutも、バンバン例文からイメージしていきましょう!
例文で”about”のイメージをチェック!①:approximatelyのやつ
■ “about”の定義
1 a little more or less than the stated number or amount:
例:about six feet tall
(引用:Cambridge Dictionary)
↑これも、aboutと言えば「だいたい」みたいに習った人は多いと思います。が・・・・・・
そうやって便利な日本語で済ませてポイすることで、大切なイメージが「ふわっと」していては、ただ面倒なことを先延ばしにしているだけ。からの結局、悪いほうに働いちゃいますよね。
(近日公開)
↑いや「ふわっと」というイメージを明確に捉えるとか「何言ってるの?」状態ですが・・・・w 要するに「何とどう違うのか」を比べてしまえば、だいたい解決します。合わせてチェック!
例文で”about”のイメージをチェック!②:almostのやつ
■ “about”の定義
2 almost:
例:Well, I think that’s about it for now (= we have almost finished what we are doing for the present).
(引用:Cambridge Dictionary)
↑今回のピックアップした例文の中で一番、いわゆる「「「「日常英会話」
」」」みたいなのに役立ちそうなのがコチラ。
that’s it.なら、スピーチの最後とかに添えて「あ〜、以上です。」的な締めだったり、そういう方向の全て(「もういいよ!(たくさんだ!)」とか、そういう「itはthatで終わり!」みたいな全てw)を表現できる便利フレーズですが・・・・・
that’s about it.と言えば「だいたいそんな感じ」「そんなとこだね」みたいな、そういうノリが表現できちゃいます。例文には、まさに for now(今のところは、とりあえず)がセットになってますね。
この定義からも、とにかく「ふわっと」感を表現したくて aboutが付いていることが分かるでしょう!
そして!!!・・・・・・
例文で”about”のイメージをチェック!③:all directionsのやつ
■ “about”の定義
3 (mainly uk us usually around) in many different directions
例:I’ve been running about all morning trying to find you.
(引用:Cambridge Dictionary)
↑コチラと・・・・・
例文で”about”のイメージをチェック!④:no orderのやつ
■ “about”の定義
4 (mainly uk us usually around) positioned around a place, often without a clear purpose or order:
例:She always leaves her clothes lying about on the floor.
(引用:Cambridge Dictionary)
↑コチラと・・・・・・
例文で”about”のイメージをチェック!⑤:placeのやつ
■ “about”の定義
5 (mainly uk us usually around) in or near a place:
例:Is John about (= somewhere near)?
(引用:Cambridge Dictionary)
↑コチラは・・・・・
(近日公開)
↑完全に、コチラですね。
おわり。
↑「あらゆる単語の図鑑があればな〜〜〜!!」という子羊へのオススメ。
↑いわゆる「「「文法」」」を日本語で、ザーッと網羅しとくならコレでOK。
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