(当シリーズは、妥当性のある完成した言語学の理論やその研究等とは一切関係なく、単に「このくらいの共通項をイメージしておけば覚えやすいよね」と思う抽象的な感覚を「フレーズまとめ」のような形をとってシェアするものです。故に、言い切りに近い形は「正しい」ことではなく「自分の中で確信している度合いが高い」ことを意味します。あしからず。主に「Cambridge Dictionary」「Merriam-Webster.com Dictionary」「ONLINE ETYMOLOGY DICTIONARY」を参考に作成しております。辞書からの引用の詳細は、記事の最後にあります。)
HACKengの「イメージ・イラストで覚える英単語・フレーズ」シリーズ。
今回は「round」です。
日本語訳の丸暗記では、いつまで経っても
英語ができるようにはなりません。
イメージを掴みましょう。
(※スマホの人は右下の「INFO」から、いつでも目次が見れます)
前置詞(副詞・形容詞)としての”round”の定義を調べると。
■ preposition, adverb
- around
- in all parts
- surrounding
- direction
■ adjective
- circular
- complete
(引用:Cambridge Dictionary)
↑まず、Cambridge Dictionaryで roundの意味を調べると、こうしたワードに関する意味・言い換え(前置詞、副詞、形容詞)がヒットしますが・・・・
多すぎですね。
と、ビビるほどではありませんね。むしろ癒されるやつでした。
“round”の基本は「円(球)という形」の話
↑イメージも、基本は簡単でしょう。とりあえず「円(球)という形」の話だと言ってみました。
まあ、そんな日本語訳の問題は置いといて。バンバン例文から、roundをイメージしてみましょう〜〜〜〜!!!
↑コチラは省略!
“round”の発音・シラブル・アクセント・語源は?
■ roundの発音(pronunciation)
- /raʊnd/(アメリカ英語)、/raʊnd/(イギリス英語)
- Cambridge Dictionaryで聴く
■ roundのシラブル・アクセント(syllable・accent)
- round
■ roundの語源(origin・History and Etymology)
↑ついでにチェック!
“round”のイメージを抽象的にとらえてみよう①:形容詞編
というわけで、roundは形容詞から見たほうがイメージしやすいかもしれませんね。もう使えるもんは何でも使おう!ってなもんで、ヒットした定義は全て洗ってみたほうが、全体的なイメージは掴みやすいでしょう。
(まあ名詞や動詞まで入れると厄介になりがちですが・・・)
(まあ roundに限っては名詞&動詞も入れて説明できそうですが・・・・)
(まあ当記事は「イメージを掴む」までの解説なので、スルーしますが・・・・・)
例文で”round”のイメージをチェック!①:circularのやつ
■ “round”の定義
shaped like a ball or circle, or curved:
- Tennis balls and oranges are round.
- a round hole/stone/table/window
(引用:Cambridge Dictionary)
↑一番目にヒットしたのは circularで言い換えられる「ボールや円、あるいはカーブ状の」という定義。
Songwriters Roundtable: Mark Ronson, Kesha, Jack Antonoff, Diane Warren, Boots Riley | Close Up
↑日本語でも「円卓」と言うように「ラウンドテーブル」のような形を・・・・・・まあ、roundと言ったりw(からの”roundtable”は、テーブルを囲んで行われるタイプの会議とかを表現できる形容詞だったり。)
↑ついでにチェック!
例文で”round”のイメージをチェック!②:completeのやつ
■ “round”の定義
(of a number) whole or complete; given to the nearest 1, 10, 100, etc. and not as exact amounts
- 2.8 to the nearest round number is 3.
(引用:Cambridge Dictionary)
↑ちょっと、この例だと分かりにくいかもしれませんが・・・
“I’ve got 95 bottles here for you.” “Could you make it a round hundred, please?”
(引用:Cambridge Dictionary)
↑要するに「キリの良い数字」と言いたい時に使えるのが roundです。「95?せっかくだから100にしてよ〜〜〜、キリ良いじゃん」みたいな!
まあ roundのイメージ自体は納得できますね。たとえば一様な「球体」なら重心が真ん中にあって倒れないので、そういう「完全」感があるよね、とか・・・・・
Math Antics – Rounding
↑こう、数字をゼロ(0←丸いw)にしていく(round(off)numbers)から、とも言えるかもしれませんし。(細かいイメージは自由です!)
(↑日本語でも「丸い(丸めた)数字」って言いますが、この方の視点では、roundを訳したものが定着したとの見方。実際どうなんでしょう。今、遡って調べるのは色々と難しそうですが・・・・・面白いですね。)
“round”のイメージを抽象的にとらえてみよう②:前置詞・副詞編
というわけで。形容詞を見た結果「円(球・カーブ)」といった「形」自体に焦点があるんだなー、ってことが分かったかと思います。なので、そのノリを大切にしつつ、前置詞(副詞)の roundも見てみましょう!
例文で”round”のイメージをチェック!①:aroundのやつ
■ “round”の定義
in a circular direction or position; around:
- The moon goes round the earth.
(引用:Cambridge Dictionary)
↑なんて言いつつ、これと・・・・・
例文で”round”のイメージをチェック!②:in all partsのやつ
■ “round”の定義
in every part of a place, or in various parts of a place:
- This virus has been going round (the school) (= many people have had it) .
(引用:Cambridge Dictionary)
↑これと・・・・・・
例文で”round”のイメージをチェック!③:surroundingのやつ
↑これを、コチラに省略しました。
一応ここで少し説明してみると”round”と言った時、それは特に「囲むこと」に焦点があると言えるかな〜、と思います。ラウンドテーブルも「複数人で囲む」ものだし、みたいな。(aroundが「動き」を持ちがちなのに対して。)
と言っても。そういう話も結局は個人的な感覚でしかなく〜〜〜〜・・・・・・・・・みたいなのを、上記の記事で解説しています。合わせてチェック!
例文で”round”のイメージをチェック!④:directionのやつ
■ “round”の定義
in a particular direction:
- I used to live round (= near) here when I was a child.
(引用:Cambridge Dictionary)
↑これも。上記の記事にて「こういうのを考える時に、最も大切なこと」をチェックしてみてください!
おわり。
↑「あらゆる単語の図鑑があればな〜〜〜!!」という子羊へのオススメ。
↑いわゆる「「「文法」」」を日本語で、ザーッと網羅しとくならコレでOK。
(同じカテゴリの記事をもっと見るならコチラ)
辞書からの引用の詳細
本記事には、Cambridge Dictionaryからの、定義又は例文の引用が含まれます。
- “Round.” Cambridge dictionary, Cambridge University Press, https://dictionary.cambridge.org/dictionary/english/round. Accessed 23 Jun. 2019.
引用箇所では省略して、辞書名をアンカーテキストとした該当URLへのリンクのみを明示しています。