本ページにはプロモーションが含まれます

about / around / approximately等の違いが一瞬で覚えられる記事

スポンサーリンク
イメージ辞書

(当シリーズは、妥当性のある完成した言語学の理論やその研究等とは一切関係なく、単に「定義に書かれている違い」からポイントをチェックしつつ、個人的な図解をシェアするものです。故に、言い切りに近い形は「正しい」ことではなく「自分の中で確信している度合いが高い」ことを意味します。あしからず。主に「Cambridge Dictionary」「Merriam-Webster.com Dictionary」「ONLINE ETYMOLOGY DICTIONARY」を参考に作成しております。)

HACKengの「イメージ・イラストで覚える英単語・フレーズ」シリーズ。

今回は「about / around / approximately(など)」です。

日本語訳の丸暗記では、いつまで経っても

英語ができるようにはなりません。

イメージを掴みましょう。

(※スマホの人は右下の「INFO」から、いつでも目次が見れます)

スポンサーリンク

“about”と”around”と”approximately”の違いを考えるポイントは・・・

About aroud approximately1

“about”と”around”と”approximately”の違いはなにか。

何より、”about”と”around”と”approximately”の違いを考える時に、大切なポイントは何か。

答えは、ズバリ「日常と概念の狭間」にあります。

なんて大仰な言い方は置いといて・・・・・。

“about”と”around”と”approximately”が表す概念は・・・・だいたい?およそ?

About around approximately2

つまり、about”と”around”と”approximately”の「だいたい」とか「およそ」って、そもそも何を言いたいのかって話で・・・・・

近似 - Wikipedia

↑こういうのは全て「近似」という概念を表したいものだということを、思い出しましょう。

???「え〜、近似って知らないけど、なんか数学とかで使う言葉じゃないの〜?」

17. Complexity: Approximation Algorithms

その通りです。(”近似”の英語訳=”approximation“)

“approximately”は「フォーマルなワード」という言い方の落とし穴

About around approximately3

そういう意味で、”approximately”はフォーマルな「だいたい」とか「およそ」なわけです。が、そういう簡単な言い方をしてしまったら最後・・・・・・

「フォーマルってなんなん!?」

という阿鼻叫喚の地獄に堕ちてしまいがちですから、ちゃんと・・・・・

「そもそもの”近似”という概念を表すのが”approximation”だから、そういうフォーマルさ(文脈)で”だいたい”とか”およそ”って言いたい時に”approximately”を使えば良いんだな〜」

「というか、結局日本語と同じで”フォーマルさ=正確さ(が必要な文脈で使いたいワード)”的なノリってことだよな〜」(「絶対に(元の数は)40ピッタリではない」「四捨五入などを経た」という意味での「だいたい40」みたいな)

「ってことは、”ニュースとかで読み飛ばされない or 聴き逃されないワード(長いしw)としても役に立つ”感じもあるだろうな〜」

「ってことは、結局は日常的に目にする or 耳に入ってくるワードと化しつつの、ネイティブに”approximatelyはフォーマルなワードなん?”と聞いたら・・・・・・」

「”いや・・・・別に普段も使う時は使うけど・・・・・w”」

「って感じで、気まずい空気になるやつだろうな〜」

という感じで、考えてあげれば OKなやつです。

というか、結構こういうノリで解決できるパターンの「〇〇と××の違い!!!!」は多いです。同じ人間として、ネイティブの思考回路を・・・・・Imagine!

そして”about”と”around”の違いは・・・・・

About around approximately4

で “about”と”around”なら普通に「カジュアル」というか「近似」みたいな名詞になったりしないワードであり「あっ、やっぱ40ちょうどだったわ」みたいなこともないとは言い切れないわけですが・・・・・

about six feet tall

about two months ago

“What time are you leaving work today?” “About five.”

(引用:Cambridge Dictionary

around six feet tall

around two months ago

around four o’clock

She earns around $40,000 a year.

(引用:Cambridge Dictionary

↑辞書で引いたら分かるように「数字」に対して使うパターンなら、基本的に違いはありません。が、その上で・・・・・

“about”の基本的なイメージ・使い方を思い出そう

about(前置詞・副詞)の意味(8コ)を、1つのイメージから覚えるための記事
「英語はイメージで覚えよう!」ということで「about(前置詞・副詞)」の意味は、シンプルに「ふわっと」感を大切にイメージしてあげましょう。まあ日本語の表現の問題はなんでも OK。今回は品詞別で、8コの意味の例文からイメージ・ニュアンスをチェック!使い方をマスター!

こういう広めの使われ方をするワードなら、基本的なイメージをマスターしてあげましょう。詳しくは、個別記事に省略しますが・・・・・・

日本語で言うところの「〜について」「だいたいそんな感じ(That’s about it)」みたいにも使えるのが、”about”でしたね。

“around”の基本的なイメージ・使い方を思い出そう

around(前置詞・副)の意味(3コ)を、1つのイメージから覚えるための記事
「英語はイメージで覚えよう!」ということで「around(前置詞・副詞)」の意味を、シンプルに「円 × 方向」と言語化&イラスト化してみました。まあ日本語の表現の問題はなんでも OK。結局は文脈によります。3コの意味の例文から、イメージ・ニュアンスをチェック!使い方をマスター!

↑そして、いわゆる「場所」とか「方向」みたいな文脈で使われがちなのが、”around”というワードでした。

つまり”about”と”around”の違い・使い分けは・・・・

なので、もし使い分けるなら・・・・・

around four o’clock

(引用:Cambridge Dictionary

↑アナログ時計とか計器とかでビジュアル的に「周囲」にある感が強いやつなら”around”を使う。

about a year ago

(引用:Cambridge Dictionary

↑で、もっと抽象的な量とかなら、とりあえず”about”を使う。

というのが、僕の個人的な好みです。もっと言えば「時間」みたいに動き続けるものなら”around”とか。「今8時1分1秒だよ〜〜〜!!」言い終わる頃には、たぶん 8時1分2秒、3秒になってるみたいな。

はい。これはもう人それぞれの好みで済むレベルの問題ということです。

アメリカ英語の前置詞・副詞”around”<=>イギリス英語の前置詞・副詞”about”

about(前置詞・副詞)の意味(8コ)を、1つのイメージから覚えるための記事
「英語はイメージで覚えよう!」ということで「about(前置詞・副詞)」の意味は、シンプルに「ふわっと」感を大切にイメージしてあげましょう。まあ日本語の表現の問題はなんでも OK。今回は品詞別で、8コの意味の例文からイメージ・ニュアンスをチェック!使い方をマスター!

↑あとアメリカなら”around”を使うところ(「この辺にいる〜」とか)で、イギリスなら”about”を使ったりするというアレもありますが、それも全体の話なので、細かい部分は人によります。

あなたが実際に会話をするネイティブが、どっちを好む人間か。感覚として、その表現のイメージが”about”っぽいのか、”around”っぽいのか。表現によっては”round”が一番しっくりくるやつもあるだろうし〜、とか・・・・・・・そういうのは気楽に話していく中で、知っていけば OK。というか、英語学習の醍醐味の 1つですね!

(というより、そういう大前提を常にイメージできるようになる、そんな記事の作成に努めています。)

その他の「だいたい」「およそ」方向で使えるワードもチェック!

About around approximately5

というわけで、おまけ。

「ザックリいうと」方向の「だいたい」

  • almost
  • more or less
  • roughly
  • broadly
  • fairly
  • loosely
  • practically
  • virtually
  • substantially

↑まあ、挙げ始めればキリがないわけですが・・・・

「roughly」なら「rough(ラフ=粗い)とは何か」「loosely」なら「loose(ユルイ)とは何か」「practical(実際的)とは何か」「virtual(実質)とは何か」みたいな、そのワードが基本的にどういう使われ方をするものなのかとか・・・・・

Etymonline - Online Etymology Dictionary
The online etymology dictionary (etymonline) is the internet's go-to source for quick and reliable accounts of the origi...

↑なんなら語源まで調べてあげれば良いのだと、そういう正しい姿勢こそを学ぶべきなのだと・・・・・そういうのが、この記事で伝わったのなら幸いです。

「それくらい」「そんな感じ」的な「だいたい」

They raised two hundred dollars or so for charity.

(引用:Cambridge Dictionary

She works for a bank or something.

あと、もっと言えばこういう言い方だって「だいたい」とか「およそ」なわけですが、これも「まあ、だいたいそのくらい。」とか「なんか銀行とか・・・・そういうやつ。」みたいな、そういう言い方だというのは、文脈とか表情とかから分かるやつです。

「〇〇と××の違いはなんだ!?」と悩んだら、常に文脈や語源から出発した上で、ネイティブの気持ちや思考回路を実際に感じて、Imgineし続けましょう!

おわり。
(^。^)

↑「あらゆる単語の図鑑があればな〜〜〜!!」という子羊へのオススメ。

↑いわゆる「「「文法」」」を日本語で、ザーッと網羅しとくならコレでOK。

(同じカテゴリの記事をもっと見るならコチラ

英語は図・イラスト・イメージで覚えるべきなので、できない人に解説してみる
「英語はイメージで覚える!」と聞いて「なんか楽しそうだし、やってみよ!」と思ったら「イメージできないんだけど!!(泣)」なんて、悩んでしまった全てのあなたへ。必要なのは「英語をイメージで覚えるべき理由」を知った後「どうしてイメージできないのか」をチェックする。それだけです。
【現在122コ】英語の頻出単語をイメージで解説したリンクのすべて【更新中】
「英語はイメージで覚えよう!」ということで、現在までに作成・公開した記事へのリンクをまとめています。虎穴に入らずんば虎子を得ず。ネイティブレベルを目指して「日本語訳の丸暗記=日本人英語=ただの日本語」から脱却しちゃいましょう!

辞書からの引用の詳細

本記事には、Cambridge Dictionaryからの、定義又は例文の引用が含まれます。

  • “About.” Cambridge dictionary, Cambridge University Press, https://dictionary.cambridge.org/dictionary/english/about. Accessed 28 Jun. 2019.
  • “Around.” Cambridge dictionary, Cambridge University Press, https://dictionary.cambridge.org/dictionary/english/around. Accessed 28 Jun. 2019.
  • “Or so.” Cambridge dictionary, Cambridge University Press, https://dictionary.cambridge.org/dictionary/english/or-so. Accessed 28 Jun. 2019.

引用箇所では省略して、辞書名をアンカーテキストとした該当URLへのリンクのみを明示しています。

タイトルとURLをコピーしました